コーヒーのはなし

割と早いうちから父親の真似をしてブラックコーヒーを飲んでいたけれど、豆の味について考え始めたのはつい最近だ。父はドリップしていたけれど豆を挽くことまではしていなかってし、自分はインスタントですませていた。

妹の内祝いのお返しがコーヒーのフレンチプレスの器具だったので粉を買おうとし、はたと豆の好みのことを考えたことがないと気づいた。

www.bodum.comフレンチプレスっていうのはこれです。ネットをぎゅっと押し込んで粉を漉す、という感じ。

 

食べ物に対しては特に、3歩で味を忘れがちなので(一度で嫌いだと思ったらそのことを決して忘れないが)同時に飲み比べない限り差がわからない。でもそんなにいくつも用意するのは…と思っていてこんなサービスを見つけた。

white-coffee.jp

 

3種類×2回の飲み比べの結果、私の好みは「焙煎時間が中間の豆を使った、酸味がよりやわらかなブレンドのコーヒー」だそうだ。

ただ、どうも酸味は少し控えめくらいが好きなのだけれど、焙煎時間の短いのはごくごく飲めるし長いのはじっくり飲むのに良いしで、場面によるなという感じ。こういうことも初めて知ったので楽しかった。

 

ということをやったのが昨年の10月で、以来楽しくコーヒーライフを送っていたのだが、夏になり水出しコーヒーを始めた。夜のうちに器具に粉と水を入れて、朝プレスする。これだとお湯で淹れたときと味が少し違うのだ。一番違いを感じたのが、アイスコーヒー用のブレンド。もともと焙煎時間が短め(たぶん)のすっきりした味なのだけど、水出しで入れるととがった感じが減る。

また涼しくなったら重めの味に挑戦しようかな、と思いつつ今日もごくごくアイスコーヒーを飲んだ。フレンチプレスだけでなくドリップだとか、豆を挽いてみたりだとか、チャレンジしてみたいような気持ちと深そうな沼にしり込みする気持ちと両方を抱えている。